2025年3月9日に行われた名古屋ウィメンズマラソンで前代未聞のペースメーカーがコースを間違えるというトラブルが起きました。
名古屋ウィメンズマラソンは9月に行われる東京世界陸上の女子マラソンへの出場をかけた最終選考レースとして行われています。
波紋をよんだ今回のコース間違いですが、ペースメーカーは誰だったのでしょうか?
気になったので調査してみました。
この記事でわかること
・【名古屋ウィメンズマラソン】ペースメーカーは誰?
【名古屋ウィメンズマラソン】ペースメーカーは誰?
2025年3月9日に行われた名古屋ウィメンズマラソンのペースメーカーを務めたのはこちらの方々。
・ジャネット・チェプンゲティッチ(ケニア)
・シェイラ・チェランガット(ケニア)
・ステラ・チェサン(ウガンダ)
・マリンディ・エルモア(カナダ)
・ドルフィンニャボケ・オマレ(東京ユニクロ)
・カミーユ・フレンチ(ニュージーランド)
・ナンシー・サン(ケニア)
こうしてみると海外の選手ばかりですし、慣れない日本のコースであり、間違えてしまっても仕方ないかなとも思ってしまいますね。
コースは左へだけど、ペースメーカーが右の報道車両について行ってしまったんだね
— アエネ (@BiancoWhite8972) March 9, 2025
名古屋ウィメンズマラソン #マラソン pic.twitter.com/Am4q2q0c50
ジャネット・チェプンゲティッチ(ケニア)

・生年月日:1998/7/23
・年齢:26歳
・自己記録:1:05:15(HM)
シェイラ・チェランガット(ケニア)
・生年月日:1998/4/11
・年齢:26歳
・自己記録:1:06:06(HM)
ステラ・チェサン(ウガンダ)

・生年月日:1996/12/1
・年齢:28歳
・自己記録:2:18:26
マリンディ・エルモア(カナダ)

・生年月日:1980/3/13
・年齢:44歳
・自己記録:2:23:30
ドルフィンニャボケ・オマレ(東京ユニクロ)

・生年月日:2001/7/26
・年齢:23歳
・自己記録:1:06:05(HM)
カミーユ・フレンチ(ニュージーランド)
・生年月日:1990/7/11
・年齢:34歳
・自己記録:2:26:08
ナンシー・サン(ケニア)
・生年月日:1990/12/28
・年齢:34歳
・自己記録:1:08:03(HM)
ペースメーカーとは?
マラソンにおけるペースメーカーとはどういった方々なのでしょうか。

ペースメーカーとは、高い技術を持ち、均等なペースでレースを先導していく役割を持つランナーのことを言います。
ラビットと呼ばれることもあります。
このようなペースメーカーの方々が参加することで、スタート時にハイペースで飛ばし過ぎてペースを乱してしまうことを防ぐ効果があるとされ、好成績の期待も持てます。
さらに、一説には選手たちの風よけという意味合いもあるようです。
また、ペースメーカーとして出場した選手は、契約によって
・走り続けて完走してよい場合
・完走してはいけない場合
があります。
完走が許されているレースでは、ペースメーカーとして走っていた選手が優勝することも可能で、その時の競技タイムは公式記録として申請することもできます。
過去のペースメーカーハプニング
過去にもペースメーカーによるハプニングが起きた大会がありました。
2004年 別府大分毎日マラソン
2003年の同大会の優勝者だったペースメーカーの選手が、途中から独走。
その後40km付近でコーチに止められる。
2010年 福岡国際マラソン
「5kmを15分10秒前後のペースで30kmまで先頭集団を引っ張る」
という契約だったペースメーカーのケニアの選手が15kmをすぎたところから急加速。
30kmを過ぎても独走し続けたため、係員に止められる。
まとめ
いかがでしょうか。
3月9日に行われた名古屋ウィメンズマラソン。
毎年参加者も多く、注目度も高い大会ですが、今回は先頭のペースメーカーがコースを間違えてしまうという事態が発生しました。
選手の皆さんには記録に大きな痛手となりました。
今回はそんな名古屋ウィメンズマラソンのペースメーカーの方々について調査してみました。
海外選手が多く、ペースメーカーの方々を責めることはできないと思います。
今後の大会運営では再発しないよう対策していってほしいですね。