“女性があこがれるアーティスト” として世の女性から支持を集めるAwichさんですが、「頭がいい」と話題になっています。
今回は、そんなAwichさんのプロフィールと、そういわれる学歴・経歴についてまとめてみました。
Awichのプロフィール
それでは、女性が惚れる女性、Awichさんのプロフィールについてみていきたいと思います。
- 読み方:エーウィッチ、エイウィッチ
- 本名:浦崎 亜希子(うらさき あきこ)
- 生年月日:1986.12.16
- 出身地:沖縄県那覇市
- 所属:ヒップホップクルー、YENTOWN(イエンタウン)
- レーベル:ユニバーサルミュージックジャパン(Universal Music Japan)
- 事務所:and music
- 職業:歌手、ラッパー、制作会社「CIPHER CITY」社長
芸名のAwichは本名の漢字「亜希子」の直訳である「Asian Wish Child」を略した造語のようです。
Awichさんはそのお顔立ちもあり、日本の方ということを忘れてしまいがちですが、意外にも純和風のお名前をお持ちでした。
Awichさんも、何かのインタビューで曲作りについて、「沖縄の風土にも影響された」と話されています。
沖縄出身のアーティストの方は、音楽に強いメッセージ性を感じる方が多いように思います。
Awichの学歴
Awichさんの気になる学歴はこちら。
- 小学校:不明
- 中学校:不明
- 高校:沖縄県 昭和薬科大学附属高校
- 大学:アメリカ インディアナポリス大学
小中学生時代
出身の小中学校は、未発表のため分かりませんでしたが、沖縄県内であることは間違いなさそうです。
(Awichさんが通われていた昭和薬科大学附属高校は、2003年より中高完全一貫教育校となっているので、中学校は昭和薬科大学附属中学校の可能性もありあそうです。)
Awichさんは、小学生時代から、沖縄アクターズスクールに憧れていたそうですが、親御さんの反対があり、入ることはできなかったそうです。
ちなみに、沖縄アクターズスクールとは、DA PUMPさんやMAXさん、SPEEDさんなど多くの人気アーティストを輩出しており、歌やダンスで活躍したい人は憧れること間違いなしのスクールです。
沖縄アクターズスクール公式サイトはこちら
https://o-actors.com/
アクターズスクールには通えなかったAwichさんですが、その代わりに小学4年生の頃から米軍基地内にある英語教室に通われていたそうです。
高校時代
高校は、沖縄県浦添市にある昭和薬科大学附属高校に通われていたそうです。
この高校は偏差値が61で、沖縄県内有数の進学校のひとつとして知られています。
さらに、高校1年生の時にはアメリカのミズーリ州にあるGlendale schoolに留学もしていたようです。
高校生でアメリカ留学にまで挑戦するAwichさん。
この頃からすでにポテンシャルとバイタリティーの高さを感じますね。
大学時代
日本で、アーティストとしてのデビューが決まっており、これからの活躍が期待されていたAwichさんでしたが、アメリカへの留学もどうしても諦めたくなかったといいます。
周囲を説得し、19歳で渡米したAwichさんは、当初はアトランタでストリートライフに身を置きながら、ビジネスを学ぶために学校に通っていました。
夢への一歩となるデビューが決まっている中でも、自身のやりたいことは妥協しない強い意志がこの頃からすでにあったんですね。
勉学と音楽を2つとも両立しているところもすごいなと思いますし、ここからもAwichさんの頭の良さがうかがえますね。
Awichさんがアトランタに渡った理由については、以下のように語られています。
サウスのヒップホップの世界では、アトランタが新たな中心地だったんですよ。なので、沖縄と共通する部分もあるなと。あと、ビジネスについても学びたかったので、すでに(シーンや経済が)出来上がっているNYやLAよりは、いま勢いがあるアトランタの方が、色々学べそうな気がしたんです。
以前Awichさんは「アナザースカイ」にも出演しており、その時は、愛娘トヨミさんとともにAwichさんが当時暮らしていたアトランタを訪れていました。
ほぼ毎日のように、クラブに通い、そこでヒップホップのスキルを磨いていったそうです。
映像の中でも、アトランタが良く似合っていましたね~。
Awichさんにとって大きな転機となったのが、元旦那さんとの出会いでした。
アトランタの生活の中で、14歳年上のアメリカ人の男性と出会い、結婚、21歳の時に長女トヨミさんを出産します。
その男性が結構破天荒な感じだったらしく、その男性とともにアトランタからインディアナ州に移り住むことになり、Awichさんはそこでインディアナポリス大学に通われています。
この大学は1902年開校の私立大学で、教育やビジネスの分野が充実していることで知られているようです。
当初の渡米の目的の1つに、「ビジネスについても学びたかった」と話されているように、ここでは起業学とマーケティング学について学ばれたようです。
Awichの経歴
Awichさんのアーティストとしての歩みのきっかけは、まず中学生の頃に沖縄出身の先輩アーティストであるCoccoさんに憧れを抱くようになっていたそうです。
さらに、13〜14歳ごろにレンタルショップで借りた2パックさんの『All Eyes On Me』を聴き、ラップに目覚めたそうです。
この出会いが“私にもラップができるかも”と思わせてくれました。9歳から自分の気持ちを詞に書いていたので、14歳くらいになるとラップで表現できそうだなって思ったんです。当時書いていた詞は大人に対する不満や子どもはこうあるべき、女性はこうあるべきというルールみたいなものに対する思いを書いていました
MUSIC BLOOD
14歳ですでに、ジェンダー観や社会の定説への問題提起意識を持たれていたのかと思うと、
すごいの一言に尽きますね。
Awichさんは、生まれ育った沖縄という風土も曲作りに大きな影響を与えたと話されています。
戦争や平和に対する思いは常にありましたし、戦争があったという事実は変わらないと子どもながらに思っていました。今の環境に生まれたことを悲しんだりせず、この状況を利用して、どんなドアを開けられるだろうということを考えていました
MUSIC BLOOD
2006年に、EP『Inner Research』でデビューします。(渡米と同時期)
2007年に、アルバム『Asian Wish Child』リリース。
2008年、アフリカ系アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産されます。
その3年後に、インディアナポリス大学を卒業し、家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、旦那さんを事件によって亡くされます。
その後、娘トヨミさんと共に沖縄に戻ります。
しかし、旦那さんを亡くしてから2年間ほどふさぎ込んでいたというAwichさん。
音楽活動再開できるまでには時間がかかったといいます。そのきっかけを与えてくれたのはAwichさんのお父さんの
『沖縄の人はみんな大切な仲間や家族を失っているけど、前を向いて生きてきたんだぞ』
という言葉だったと言います。
また、亡くなった旦那さんは生前に
『歌うことを続けて』
といつも言ってくれていたようで、その言葉も音楽への背中を押してくれたそうです。
2年間くらいふさぎ込んでいたんですが、そのときに『沖縄の人はみんな大切な仲間や家族を失っているけど、前を向いて生きてきたんだぞ』って。それで目が覚めました。
MUSIC BLOOD
死にたいと思っていましたが、死んでもいいって思うなら歌を死ぬ気でやってみようって。あと、夫はいつも、けんかをしたときですら『歌うことを続けて』って言ってくれていたので、その言葉も背中を押してくれたのだと思います。
そんな亡き旦那さんへの想いを綴った曲もAwichさんは発表されています。
その後の活躍を以下にまとめてみました。
- 2017年
ヒップホップクルー、YENTOWNに所属し、アルバム『8』をリリース。
自ら脚本・監督を務めた短編映画「aimer」がアムステルダム「ニュールネッサンス映画祭」でベスト・ファンタジー部門にノミネートされ受賞。 - 2018年
『BEAT』『HEART』という2枚のEPを配信リリース。
自身初となるワンマンライブツアーを全国5都市で開催。 - 2019年
沖縄出身のラッパー、唾奇とのカップリング・ツアーを実施。 - 2020年
1月10日アルバム『孔雀』をリリース。
7月15日シングル『Shook Shook』で、ユニバーサルミュージックジャパンよりメジャーデビュー。
8月21日にEP『Partition』をリリース。 - 2021年
「NAMIMONOGTARI2021」にゲスト出演。 - 2022年
3月4日公開の映画『永遠の1分。』で主題歌「One Day」およびヒロイン・麗子役を担当し、劇映画初出演。
11月12日、ananAWARD 2022 メッセージ部門を受賞。
さらに最近では、ニューアルバムのリリースも決定しています。
【新着】Awich @Awich098 がニューアルバム『THE UNION』を来週リリース https://t.co/Rq5fj4ZVTd pic.twitter.com/Pxq54Nkg2l
— FNMNL (フェノメナル) (@fnmnltv) October 16, 2023
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Awichさんが「頭がいい」のは間違いなさそうです。
ですが、調べるほどにその発言だったり、考え方・生き方という部分で、
頭がいいという軽い言葉よりも”聡明”な女性なんだなという印象をもちました。
Awichさんの楽曲が、人々の心に刺さるのは、こうした自身の人生経験からくるリアルなものだからなのかなと感じました。
さらなる活躍に注目ですね。