パリオリンピックの男子柔道60kg級の日本代表に内定した永山竜樹選手。
ツワモノ揃いの日本柔道の代表をつかみ取った27歳の永山竜樹選手が、
「出身はどこなのか?」
「どんな学校に通っていたのか」
「どんな学生生活を送られてきたのか」
など、学歴について気になる方もいらっしゃると思います。
今回は、永山竜樹選手の出身地や高校・大学などこれまで歩んできた学歴・経歴についてまとめてみました。
この記事でわかること
・永山竜樹の出身はどこ?
・永山竜樹の出身高校大学はどこ?
・永山竜樹のエリート経歴
永山竜樹の出身はどこ?
永山竜樹選手の出身は、
北海道美唄(びばい)市
でした。
ちょうど北海道の中央部に位置している市で、北海道の中でも降雪量が多く、特別豪雪地域に指定されている土地でもあります。
湖沼が多く、湿地帯が多いことでも知られています。
永山竜樹選手は、こんなにのどかで美しい場所で生まれ育ったんですね!
今回のパリオリンピック柔道日本代表の内定を受けて、
Youtubeチャンネルやラジオなど、
美唄市を挙げて永山竜樹選手を応援されていました。
地元の応援は、選手にとっても嬉しくて、力になるものですよね。
永山竜樹の出身高校大学はどこ?
永山竜樹選手のこれまでの出身高校や大学などの学歴について振り返ってみます。
永山竜樹の出身大学
永山竜樹選手の出身大学は、
東海大学体育学部武道学科
でした。
東海大学体育学部の偏差値は、 35.0~45.0
となっており、永山竜樹選手が専攻していた
武道学科の偏差値は35.0~37.5
でした。
比較的入りやすい学部といえます。
東海大学体育学部武道学科は、
武道を通じて生き方の本質を学び、豊かな人間性や国際感覚を養う。
ことを掲げており、人間科学やスポーツ科学、健康科学などを学べます。
この学部で学ぶことで、
- 中学校教諭
- 高校教諭
- 社会福祉主事
- スポーツインストラクター
- 体育教師
- プロスポーツ選手
などの進路に進むことができます。
永山竜樹選手にとっては、ぴったりの学部と言えますね!
実際、永山竜樹選手は大学卒業後、了德寺大学(現SBC医療大学)の職員になっています。
永山竜樹の出身高校
永山竜樹選手の出身高校は、
学校法人愛知真和学園大成高等学校
でした。
大成高校は、中学校と同様柔道の強豪校です。
中高一貫校のため、中学からそのまま大成高校に進学する生徒も多いようです。
男女共に柔道が強く、
愛知県の高校総体では個人・団体ともに優勝歴が多くあります。
永山竜樹の出身中学
永山竜樹選手の出身中学校は、
学校法人愛知真和学園大成中学校
でした。
大成中学は、柔道の強豪校で、
全国大会常連校で、優勝も経験している学校です。
エピソード
中学校時代から、親元を離れ、柔道に打ち込むと決めた永山竜樹選手。
中学生にしてすごい筋肉ですよね!
永山竜樹選手は、中学校時代初めて日本代表選手として大会に出場しました。
この時のことを振り返り、
日本代表として初めて日の丸を付けて戦ったこともあり、
引用元:柔道チャンネルTV
「自分もこれから世界で戦っていける」
という自信が付いた
と語っています。
膨大な練習量と実力に裏付けられた自信ですね!
永山竜樹の出身小学校
永山竜樹選手の出身小学校は、
美唄市立峰延小学校
でした。
こちらの小学校は、明治33年開校の歴史ある学校でした。
しかし、2019年に統合のため惜しまれつつ閉校となっています。
卒業生の中に、世界で活躍する選手を輩出し、学校としてもきっと誇らしいことでしょう。
エピソード
4歳から柔道を始めていた永山竜樹選手ですが、
実は、小学校6年生まで野球もしていたんです。
永山選手は、小学校時代について以下のように語っています。
土日は2部練習の昼休憩にご飯を食べて、すぐにドッジボールや鬼ごっこをしたり、終わった後にみんなでプールに行ったり。平日も小学校で野球部の練習に出てから道場に行ってました。
引用元:スポーツ報知
永山竜樹選手は、小学校時代から、体を動かすことが大好きだったんですね。
柔道に関しては、小学校2年生で玉置塾に通い始めたことをきっかけに、真剣に取り組むようになったという永山竜樹選手。
小学校の卒業アルバムには、
『オリンピックで5連覇する』
という大きな夢を宣言していました。
柔道に関してのエピソードは、後述します。
永山竜樹のエリート経歴
永山竜樹選手のこれまでの経歴を調査してみると、
柔道のエリート街道を歩かれてきたことが分かりました。
ひたすらに、柔道の強さを追求するアスリート魂がみえてきました。
幼少期
永山竜樹選手は、4歳から柔道を始めます。
きっかけは、近所の友達から
「やってみない?」
と誘われたことだったんだとか。
そのため、柔道を始めた当初は、遊び感覚で、強くなりたいとは思っていませんでした。
柔道に本気になった小学校時代
永山竜樹選手の転機となったのは、小学校2年生の時です。
永山選手の父親のススメで
岩見沢柔道少年団・玉置塾に通うようになったことでした。
この玉置塾は、練習が厳しいことでも有名な道場です。
そこで永山竜樹選手は、技術面はもちろん精神面の強さも培っていくことになります。
平日は3時間、
土日は7~8時間
というまさに柔道漬けの毎日を送っていた永山竜樹さん。
柔道に本気になればなるほど、試合に負けると
「悔しい」
という思いを抱くことも増えていったという永山竜樹選手。
小学校時代を振り返り、以下のように語られています。
小学校5・6年生のときには、全国大会の予選で同じ相手に2回とも負けて、悔しい思いをしたことを良く覚えています。
引用元:柔道チャンネルTV
こうした試合での悔しい経験が、
今の永山竜樹選手の強さを追い求める姿勢と、精神力につながっているんですね。
また、玉置塾では1つの技にこだわらず、いろんな技に挑戦させてくれたといいいます。
さらに、その技を先輩が後輩に教えるという風習もあったようです。
そのことに対して、永山竜樹選手は以下のように語っています。
技ができるようになると、年下の子たちに教えるようになって、教えることでまた自分の技術もアップする。自分が分かっていないと、教えられない。人に教えることができて初めて、自分の技になるということを教えていただいた
引用元:スポーツ報知
人に教えることで、知識や技術が深まっていくというのは、どの分野でも言われることですが、幼少期からの『人に教える』という経験が、永山竜樹選手の柔道の基盤をつくっているのかもしれません。
玉置桃、永山竜樹
— 玉置 薫~玉塾母 (@tamaoki0714) August 7, 2022
団体戦優勝おめでとう🎉✨😆✨🎊
4人でよく闘いました…マジ凄い❤️
桃、竜樹、小学校以来ですね…同じチームで優勝🥇#玉置塾#玉置桃#永山竜樹 https://t.co/SB43Ps7hso
ともに玉置塾で汗を流していた仲間と、時を経て世界を舞台に戦っているってすごいことですよね!
中学校時代
永山竜樹選手は、中学校時代から
地元である北海道美唄市を離れ、
愛知県の大成中学校へと進学します。
そして、中学時代に、
全日本カデ柔道体重別選手権大会50kg級
世界カデ柔道選手権大会50kg級
で優勝を飾ります。
しかし、その後の全国中学校柔道大会55kg級の準々決勝では、
同じくパリオリンピック男子柔道の日本代表に内定している阿部一二三選手と対戦し、敗退してしまいます。
その時のことを振り返り、永山竜樹選手は、
今でこそ、とても有名な柔道選手として活躍している阿部一二三選手ですが、その頃はそこまで名前が出ていない選手でした。
そのため、その油断が試合に出てしまったのと、世界カデ柔道選手権大会の優勝で奢りが出たことも重なったのが、敗因だと思います。
この敗北から、どんな試合でも相手の力量だけで判断しないで挑むことを学びました。
引用元:柔道チャンネル
こうした悔しい経験も、学びとなり、現在の柔道の強さにつながっているんですね。
中学時代に戦ったライバルと、今度は同じ日本代表選手としてオリンピックの舞台で、共に日の丸を背負って戦うってとても素敵ですね!
高校時代
永山竜樹選手は、高校はそのまま大成高校に進学します。
そして高校時代もめきめきと大会の場数を踏んて行きます。
高校1年時には
・ブレーメン国際大会(17歳以下) 55kg級 優勝
・全日本カデ柔道体重別選手権大会 55kg級 準優勝
・アジアジュニア・ユース選手権大会(20歳以下) 55kg級 優勝
高校2年時には、
・ブレーメン国際大会(20歳以下) 55kg級 優勝
・全日本カデ柔道体重別選手権大会 55kg級 優勝
・ロシアジュニア国際大会 55kg級 優勝
・全国高校総体柔道競技(インターハイ) 60㎏級 3位
高校3年生時には、
・全国高等学校柔道選手権大会 60㎏級 優勝
・全国高校総体柔道競技(インターハイ) 60㎏級 5位
・国体少年男子の部愛知県チーム 優勝
と多くの大会に出場し、結果を残します。
大学・社会人
永山竜樹のプロフィール
永山竜樹選手のプロフィールについてもまとめてみました。
- 名前:永山 竜樹
- 読み方:ながやま りゅうじゅ
- 生年月日:1996年4月15日
- 年齢:28歳
- 出身:北海道美唄市
- 身長:156㎝
- 血液型:A型
- 得意技:背負投、袖釣込腰
まとめ
今回は、パリオリンピック男子柔道の日本代表に内定した永山竜樹選手。
世界の舞台で活躍する永山竜樹選手がこれまでどんな学校に通われてきたのか、出身大学や高校などのが学歴や柔道の経歴についてまとめてみました。
永山竜樹選手の強さのルーツを垣間見ることができました。
パリオリンピックでの活躍も楽しみですね!