映画やドラマでひっぱりだこの女優の黒木華さん。
話題作にも次々に出演され、その演技力が高く評価されていますよね!
そんな演技が上手すぎる黒木華さん、
どんな経歴を歩まれてきたのか気になりますよね?
今回はそんな黒木さんについて調べてみると、
まさに女優として活躍されているのも納得!
といえるエリート経歴だったのでまとめてみました。
黒木華の演技が上手い理由4選!
演技が上手!と定評のある黒木華さんの演技が上手な理由について調べてみると以下の4つが挙げられました。
- 演技の英才教育を受けていた!
- 演劇の名門高校で「エース」だった!
- 大学時代に演技に磨きをかけていた!
- 切磋琢磨できる同級生の存在!
どういうことなのか詳しくみていきたいと思います。
理由①演技の英才教育を受けていた!
黒木華さんの幼少期は、
演劇が身近にある環境
でした。
というのも、黒木華さんは、幼い頃からお母さんに連れられて映画や芝居を見ていたそうです。
黒木華さんのお母さんも演劇が好きだったんですね。
さらに、弟やいとこと共に
地域の児童劇団に参加
もしていたようで、そこで演技を褒められた経験から
演技が好きになったようです。
女優さんの道に進むようになったのも、
いろんなことに挑戦させてくれるお母さんの存在が大きかったんですね。
小学6年生の時には、『探偵!ナイトスクープ』に依頼者として、テレビ出演もされています。
理由②演劇の名門高校で「エース」だった!
黒木華さんの出身高校は、
追手門学院高等学校
でした。
黒木華さんの出身校である追手門学院高等学校は、
全国大会でも優勝実績もある演劇の名門校です。
黒木華さんも入学後、演劇部に所属されています。
そして、入学後からすぐに主演を務め、
「演劇部のエース」
として部を引っ張っていました。
この頃から、黒木さんの演技には光るものがあったんですね。
理由③大学時代に演技に磨きをかけていた!
黒木華さんの出身大学は、
京都造形芸術大学芸術学部映画学科俳優コース
でした。
高校卒業時に、すでに女優を志していた黒木華さんは、映画制作や演劇を学べる学校を選んだようです。
ご実家から通えることも決め手の1つだったようです。
大学在学中には、
・映画監督・プロデューサー・脚本家でもある林海象氏
・映画監督・脚本家の東陽一氏
に師事して演技を学んだそうです。
学内製作の作品にはなかなかキャスティングされず、
大学在学中の2009年12月、黒木さん19歳の時に
「野田秀樹演劇ワークショップ in 大阪」
に参加します。
これが黒木華さんデビューのきっかけになったようです。
人生何があるか分からないですよね!
理由④切磋琢磨できる同級生の存在!
黒木華さんが通っていた、
京都造形芸術大学芸術学部映画学科俳優コース
からは、実力派俳優さんたちが多数輩出されているんです。
一部を紹介します。
- 土居志央梨
- 土村芳
- 大西礼芳
- 上川周作
どの方も、”実力派”の役者さんとして話題作に出演されています。
切磋琢磨できるライバルたちがいる環境で、演技の実力に磨きをかけていったんですね。
特に、2024年前半期の朝ドラ『虎に翼』への出演が決定している土居志央梨さんとは今でも仲がいいようです。
土居志央梨さんについて気になる方は以下の記事もご参考になさってください。
黒木華の経歴・プロフィール
気になる黒木華さんのプロフィールまとめはこちら!
- 本名:黒木 華(くろき はる)
- 生年月日:1990年3月14日
- 年齢:34歳(2024年3月時点)
- 血液型:B型
- 身長:164㎝
- 家族構成:父、母、弟 の4人家族
- 出身:大阪府高槻市
- 出身高校:追手門学院高校
- 出身大学:京都造形芸術大学 芸術学部
- 所属:パパドゥ
華で「はる」さんと読むのは珍しいですが、芸名ではなく本名のようです。
「春(はる)のように華やかに生きてほしい」との思いを込めて名付けられたそそうですよ。
テレビ越しに見ると小柄な感じに見えますが、身長は164㎝と意外とすらっとされているんですね。
黒木華さんは、大阪出身で、かなりの『お笑い好き』とも公言しています。
黒木華の過去作品は?
黒木華さんの今まで出演した作品についてもまとめてみました。
黒木華デビュー作
黒木華さんのデビュー作は、
NODA・MAP公演『ザ・キャラクター』
へのアンサンブル(3人主演)で出演でした。
黒木華さんが「野田秀樹演劇ワークショップ in 大阪」に参加し、そこで演技を磨き、
翌年の2010年にオーデイションに合格しました。
さらに同年9月のNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』で、野田秀樹さんと中村勘三郎さんとの3人芝居で出演をはたします。
なんと、黒木華さんは1155人のオーデイションを勝ち抜いての合格を勝ち取っています。
大御所のお2人との共演に加えて、野田秀樹さんのこのシリーズは
“信じることとは何か”
を問う哲学的な偏愛を描いた作品で難しい役どころだったと思いますが、演劇史に残る舞台と評価されています。
黒木華さんの演技力の高さが分かります。
黒木華の出演作
黒木華さんが、演劇界の期待の新人として注目を集めはじめたのは2011年でした。
2011年に
- NODA・MAP公演の『南へ』
- 阿佐ヶ谷スパイダース公演『荒野に立つ』
- 蜷川幸雄演出『あゝ、荒野』
などの舞台作品に立て続けに出演し注目されます。
さらに、舞台だけでなく、
『東京オアシス』にメインキャストとして映画に初出演
を果たしたのも2011年でした。
以下、黒木華さんの主な出演作をまとめてみました。(主演作)
年 | 作品名 |
2013 | 連続テレビ小説『純と愛』 『リーガル・ハイ』第2シリーズ 『シャニダールの花』 『舟を編む』 『くじけないで』 |
2014 | 『小さいおうち』 『銀の匙 Silver Spoon』 |
2015 | 『幕が上がる』 『天皇の料理番』 『母と暮らせば』 『ソロモンの偽証』 『バケモノの子(声優)』 『花とアリス殺人事件(声優)』 |
2016 | 『リップヴァンウィンクルの花嫁』 『重版出来!』 『永い言い訳』 『海賊と呼ばれた男』 『真田丸』 |
2017 | 『ちょっと今から仕事やめてくる』 『みをつくし料理帖』 『海辺のリア』 |
2018 | 『日日是好日』 『億男』 『ビブリア古書堂の事件手帖』 『獣になれないわたしたち』 『来る』 『西郷どん』 『未来のミライ(声優)』 |
2019 | 『どちらを』 『凪のお暇』 |
2020 | 『浅田家!』 『星の子』 『甘いお酒でうがい』 |
2021 | 『先生、私の隣に座っていただけませんか?』 『イチケイのカラス』 |
2022 | 『ノイズ』 『余命10年』 『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』 『僕の姉ちゃん』 『WOWWOWオリジナルドラマ椅子』 |
2023 | 『せかいのおきく』 『映画イチケイのカラス』 『ヴィレッジ』 『キリエのうた』 『ブラッシュアップライフ』 『下剋上球児』 |
2024 | 『大河ドラマ光る君』 |
ざっと書き出しただけでも、ものすごい作品数ですよね!
主演作を多数演じられている年もあり、台本を覚えたり、役作りをどうやってされているのか、凡人からは理解できません・・・
黒木華の受賞作
黒木華さんは、映画に初主演した
『シャニダールの花』
『舟を編む』
での演技が評価されています。
キネマ旬報ベストテンや日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など、日本映画界での主要映画賞で、7つもの新人賞を受賞しています。
また、2014年にオーディションを経て出演した
『ちいさいおうち』
では、同作での演技により第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(熊銀賞)を受賞されています。
この賞の受賞は、日本の女優では史上4人目であり、23歳での受賞は日本人最年少という快挙でした!
映画祭の総評では
「(黒木の)演技力は群を抜いていた。」
と絶賛されています。
さらに、同作では
第38回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞
エランドール賞新人賞
も受賞されています。
すごすぎますよね・・・!
この時の黒木さんの割烹着姿が「日本一割烹着が似合う!」と、こちらも話題になりました。
ドラマでは、
『天皇の料理番』
での好演が話題を呼び、東京ドラマアワード2015にて主演女優賞を受賞しています。
この素朴で、自然な感じがいいんですよね。
見ていて、すっと落ち着きます。
さらに、二宮和也さんと吉永小百合さんが主演の
『母と暮らせば』
では、前年に引き続き第39回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞しました。
2年連続の最優秀助演女優賞受賞は、史上2人目の快挙となっています。
まとめ
いかがでしょうか。
黒木華さんの演技が上手い理由について調査してみると、演技を磨くエリート経歴をお持ちでした。
女優として、華々しいサクセスストーリーをたどっている黒木華さん。
しかし裏には演技と真剣に向き合ったからこその、努力に裏付けされた実力がありました。
黒木華さんの今後の活躍にも目が離せませんね。